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| 3rd Stage Introduction |
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Pastral Fantasy/藤掛廣幸
作曲者は1949年岐阜県に生まれ、愛知県立芸術大学作曲課程を卒業後、同大学院修
士課程を終了しました。現在作曲家・編曲家・指揮者・シンセサイザープレイヤーな
ど、幅広い活動を行ない、それぞれの分野で多大な功績を残しておられます。
Pastrale Fantasyは1975年に初演され、日本マンドリン作曲コンクールで入賞を果たした曲で
す。今でも多くの演奏会で取り上げられ、その人気が色褪せることはありません。
「作曲中にはイメージの中に、緑…初夏のみずみずしい新緑…があった。曲名の由
来は牧歌的な第一部のテーマがこの抒情の核となっているためで、第一部の牧歌的な
アンダンテ・フーガに始まる第二部、パストラーレ・テーマの再現による第三部、そ
してコーダとなっている。静かに現れるテーマの特徴的な二度下行音形(E→D)、
これが細胞分裂していくつもの変容を示していく点が、この曲の最も大切な構
成要素となっている。ただ、この様な説明は、いわば裏話であって、聴く人の自由な
ファンタジーを膨らませていけば良いのであって、何らかの精神的に豊かなものを聴
く人にもたらすことがあれば作曲者にとって最大の喜びである。」と藤掛氏は記して
います。
劇的序楽『細川ガラシャ』/鈴木静一
「細川ガラシャ夫人」は明智光秀の娘で名前を玉子といい、16歳で細川忠興の元へ
輿入れしました。一時期ではありましたが、幸福な新婚時代を過ごしました。
しかし天正10(1582)年、本能寺の変が勃発、忠興は逆臣の娘となった玉子に咎の
及ぶことを恐れ、山深い地に隠棲させました。玉子にはつらく悲しい生活ではありま
したが、侍女・清原マリアの影響により、キリスト教の教えに目覚めます。そして豊
臣秀吉から忠興との復縁を許されて大坂に移った後、玉子は洗礼を受け、ガラシャ(G
racia)の名を授かりました。ガラシャとは、ラテン語で「恩寵」の意です。
秀吉の死後、忠興は徳川方につき、関ヶ原の戦いに出陣。ガラシャは大阪邸の留守
を守っていましたが、石田三成の軍勢に囲まれ、人質として大阪城入城を迫られます。
しかし、「私が人質として入城すれば夫の足手まといになる」と敢然と人質を拒み、
キリスト教が自害を禁じていたことから、館に火を放ち、家臣に長刀で胸を突かせ、
落ちる屋敷とともに、38年の波乱に満ちた生涯を閉じたのでした。
ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ とガラシャらしい
美しい歌が、辞世の句として伝えられています。
この曲はそんなガラシャの一生を描いた曲です。ガラシャの人生と心の明暗をうま
く表現出来ればな、と思っています。
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Conductor
山口 祐司
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再び山口です。
3部ステージは最後のステージに相応しいものにすべく、ドカッドカッと大っきな曲2曲を持ってきました。
Pastrale Fantasyでは、出だしのところをいかにゆったり聞かせるかがポイントです。途中のフーガっぽいところは各パートぴったり合うといいなぁと思ってます。そして最後の部分は超情熱的にいきたいです!!
細川ガラシャは、ガラシャの波乱に満ちた生涯を、ガラシャを取り巻く時代、また彼女の心情の変化を感じながら演奏出来れば、と思っています。
そして、その後こっそり用意されている曲、これがまた疲れるんだな。かなり体力勝負な曲です。この曲振り終わった後で僕がステージ上でぶっ倒れても、お聞きの皆さんお許しください。舞台上で大往生…、ふふ、本望じゃないか。
奏者の皆さん、我が屍(かばね)早々に回収すべし!
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